Filecoinとは?


ファイルコイン(FIL)は、IPFSを活性化させるために開発されました。開発者は同じくProtocol Labsです。個人または法人が、IPFSのプラットフォームに空きストレージを提供し、IPFSの規則に沿ってデータをしっかり保存管理すると、暗号資産であるファイルコインが報酬として得られる仕組みになっています。



ストレージマイニングについて

ストレージマイナーの役割は、ユーザーのファイルを保存することです。 ストレージマイナーは、責任を持って「ファイルを保存する」ことをFilecoinネットワーク上で約束します。これには、レプリケーション証明(PoRep = Proof-of-Replication)と時空証明(PoSt = Proof-of-Spacetime)という2つのアルゴリズムが用いられます。 そして、Filecoinネットワーク自体にストレージを保存するには、filecoinが必要です。



データの保存

ストレージマイナーはユーザーが保存したいデータをFilecoinネットワーク上の、決められたサイズのセクターに格納します。ストレージマイナーは全てのユーザーの要望に答える必要はなく、データの出どころが不信であったりする場合には、データの保存を断ることができます。



レプリケーション証明

セクターがいっぱいになると、ストレージマイナーがセクターをシーリングします。これを、レプリケーション証明と言います。データがシーリングされると、ストレージマイナーは次に、SNARKを実行してそれを圧縮します。最後に、圧縮の結果を証明書としてブロックチェーンに送信します。



時空の証明

PoRepの完了後、ストレージマイナーは、保存すると約束したデータがまだ保存されていることを継続的に証明する必要があります。 これはPoStを介して行われます。PoStとは、シーリングされたセクターを直接調べることによってのみ正しく答えられる、暗号クイズをストレージマイナーに発行する手順です。 ストレージマイナーは、厳しい制限時間内にこの課題にクリアする必要があります。 マイナーはシーリングされたセクターへいつでもアクセスできる準備と、完全性を常に維持する必要があります。



Filecoinエコシステムについて

5人の登場人物により、Filecoinエコシステムは成り立っています。
1 アプリケーションを利用してデータを保存および取得するユーザー
2 アプリケーションを開発するエンジニア
3 ユーザーが必要なファイルを探し出す、検索サービス提供者
4 ファイルを保存し、Filecoinブロックチェーンの保守と更新を支援するストレージマイナー
5 Fileconを利用することで流通量を増やし、Filecoinを実用的で便利な通貨にする、トークンの実用者


エンジニアはユーザーとFilecoinネットワーク間の架け橋です。彼らはユーザーがFilecoinのストレージにアクセスし、スムーズにファイルを検索できるアプリケーションを開発しています。


検索サービス提供者は、Filecoinに保存されているファイルを効率的に利用できるようにしたり、コンテンツ配信ネットワークを提供しています。ユーザーは決済システムを利用して少しの金額で検索できるようになっています。


ストレージマイナーは、以下の3つ方法でFilecoinを獲得します。


1 データの長期保存
データを長期保存することで、ユーザーから手数料としてFilecoinを受け取ります。
2 ブロック報酬
Filecoinブロックチェーンの維持・更新への貢献と引き換えに、Filecoinプロトコルからストレージマイナーに支払われる報酬であり、これにより、信頼できるデータの長期保存が可能となります。
3 ネットワークメッセージのトランザクション料金
ユーザーはマイナーに手数料を支払うことで、優先的に作業をしてもらうことができます。
Filecoinにはすでに米大手VCなどから資金を調達しております。SEQUOIA Capitalを始め、Y Combinator、WINKLE VOSS Capital、Andreessen Holowitz Capitalなどです。このことからもプロジェクトの将来性が有望視されていることがわかります。


Filecoinネットワークにストレージ(空きハーディスクなど)を提供する者をストレージマイナーと呼びます。ストレージマイナーはユーザーの写真や動画、書類など様々なデータを保存し、ブロックを作成することで、Filecoinで報酬を得ることができます。